片岡闘病記①
ああー体がだるい。
若者用語でいうところの
『だりー』体をひきずって有限会社野●組へ。
しかしどうにもこうにもフララフララするので朝礼の後すぐさまとなりの大川小児科へ。
風邪くらい小児科で十分なのさ。
そんなキッヅ達に紛れて診察をうける。
大川医師は
『一応インフルエンザの検査してみる?』
とオレの返事など待つ隙もなく検査用のスティックをフガフガとオレの鼻の穴に突っ込んだ。
3年前にポリープの検査で鼻からカメラを突っ込んだ時の痛みを思い出す。
…
待つ事15分。
『カタオカさん、インフルエンザだね。』
『あ、そうですか。』
というわけで人生初のインフルエンザとの闘いの日々が幕をあけたのである。
看護婦さんから薬の説明を受け検査一式が買い取りだと知らされる。
そして精算。
『2800円です。』
『高いっすね。』
思わぬ出費。
サラリーマンの医療費自己負担3割はツアーで金を使ってしまったしがないローカルバンドマンの肩に重くのしかかったのであった。