多面的見解
悪魔は『牙』が折れた。と言っていた。
しかし最初からそんなものは無かったのではなかろうか?
物事が上手く進まない時、何かと理由を付けて正当化し自分を保身しようとする。
自分が過ちを犯したら、もっと大きな過ちを犯した人を探す。
弱い心はそういう時に頭がよく働く。
自分の描いた未来図に何らかの影響が生じたとき
「自由は失われた」と言ってしまうのだ。
物事の見方は多面的だ。
沈む太陽は、ここでは一日の終わりを告げる夕陽だが、
反対側では皆を起こす朝陽なのだ。
楽しい事が永遠に続けば苦しみも永遠。
「何もない毎日」は「安全なくらし」の証明ではないか。
戦いたくないのに戦わなければいけない人がたくさんいる。
つまらない!と言ってしまえばそれだけだが
他にも違った見方があるべきなのだ。